PS2時代のプレイヤー、アーマード・コアとはどんなゲームなのかという疑問に回答を試みる
アーマード・コアってどういうゲームなの?
アーマード・コア(AC)というゲームは大まかに2つのパートを繰り返しながら進行する。
個性あるパーツを組み合わせて自機を構築する(アセンブル)パートと、機体を操作しミッションを攻略する(3Dアクション)パート。
各作品で設定に違いはあるが、傭兵として企業からの依頼をこなすうちにあなたは世界の行く末を左右する存在になっていく……というのが大まかなストーリーだ。
小規模な武装勢力を制圧する簡単なミッションもあれば、敵AC3機を同時に相手したり、地下の広大な基地を探索したり、高高度の上空で輸送機を撃墜したり、バリエーションは様々である。
自分の構築した機体にこだわりを持って攻略するのも自由だが、基本的にはミッションの状況に合ったアセンブルを模索して自分なりの攻略方法を実践するのが王道と言える。
たとえば生物兵器は通常の頭部パーツではロックオンできず戦いにくいので生体センサー搭載の頭部を装備する。
火力に優れるタンク型ACが強いので機動力を活かした戦いをする、またはこちらもタンク脚と高い火力で対抗する。
水上基地は足場が悪いため海上に浮遊できるフロート型の脚部で出撃する。
障害物を迂回できないAIの弱点を突いて垂直発射ミサイルで攻撃する。などなど…。
敢えてダークソウル等に例えると、いつでもステータスの振り直しが可能で武器や魔法も選び放題。しかし適切な属性や攻撃方法を駆使してボスに挑まないと苦労するゲームということになると思う。
概ねどのような育成スタイルでもクリアできるように作られているのがダークソウルやエルデンリングである。
自由にカスタムが可能なアーマード・コアの場合、常に同じ機体構成で全てのミッションをクリアできるかというと、不可能ではないにせよかなり難しい。
『ARMORED CORE VI』の開発がどういう形で始まって、どういう狙いがあったかというと、まずは「ARMORED CORE」シリーズ従来のコアコンセプトである、自分の機体を自由にカスタマイズできるアセンブルと、それを自由に動かせることになります。それを改めて見つめ直して、「ARMORED CORE」をリブートしていこう、というところからスタートしました。
メカのアセンブルとそれを自由に動かせる「ARMORED CORE」の新作を作ることには大きな意味があると考えていました。メカのカスタマイズは人の装備を変えるといったものよりも自由度が増して、より大きな変化をもたらすことができます。それを動かすという観点からも――空中戦や高速移動も含めて――メカは人間にはできない拡張されたアクションが可能です。アセンブルとそれを自由に動かすことをテーマにした「ARMORED CORE」は世界観の魅力にしても、ゲームとしても作ることに大きな意味があるだろうと考えたのが出発点ですね。
今回はアセンブルで自由に機体の構成を変更できるので、戦いに持っていく武器によって戦略が大きく変わりますし、それが突破口になるようなデザインをしています。つまずいたときはガレージでどの武器を持っていくか、どういう機体にするか、スピード重視でいくのか、どういうテクニックが使える機械にするかなど、アセンブルでボスに対して攻略していけるというのが特徴になっていると思います。
このインタビュー記事によればアセンブルとミッションのサイクルに立ち返った企画開発がされているようなので、ACⅥは旧作の根源的な面白さを現代的に洗練させたゲームになるのではと期待している。
アーマード・コアというゲームの体験とは、様々なシチュエーションに応じて自機を自由にカスタマイズして出撃し、自分の操作によってミッションをクリアする試行錯誤の体験である、と要約できるだろう。
何がそんなにおもしろいの?
ミッションの対策が上手くいった時や強敵を倒した時の達成感。気に入った武器を強く運用しようとガレージでああでもないこうでもないと悩む時間。
ビジュアルと性能を天秤にかけること。機体のカラーリングやエンブレムの編集に何時間もかけること。
癖の強い武器を当てられるように練習すること。
好きな戦闘スタイルを貫くこと。あいつ絶対許さんからな…とスタイルを捨ててショップでグレネードキャノンとタンク脚を購入し強敵を火力で蹂躙すること(その微妙な敗北感)。
思い通りに機体を動かせるようになる上達の過程。技術を磨いて対人戦をやること。
アーマードコアのゲーム性は機体構築とミッションの繰り返しで行われる試行錯誤だと要約することは可能だが、そのおもしろさはとても一言では表現できない。アセンブルも機体操作も自由度が高く、何に面白みを感じるかはその人次第だ。懐の深い遊び場のようなゲームと言えるかもしれない。
多くのプレイヤーがその自由さゆえに熱中したのだと思う。
操作難しいんじゃないの?
私はPS3世代のACはほぼプレイしていない(PSシリーズからPS2LRまで、その後PS4でダークソウル等を遊んでいる)のでPS2以前の作品を基準として話している。
2022年現在、コントローラーの全てのボタンを駆使するアクションゲームやシューターゲームは一般的にプレイされているので、それらと比べて特別難しいということはないと思う。
コンボコマンドやFPSのような精緻なエイムを要求されることはない(画面のある範囲内に敵を捉えれば自動的に銃口を敵に向けてくれる)。
AC持ちはほぼネタや都市伝説の類らしいので、あれを見て「私には無理だな」と考えるのはとても悲しいことだ。
ACVシリーズこそオンライン対戦に重きを置いた作品にはなったが、それまではソロでの体験がメインのシリーズだった。
私のPS2時代までの体験として、対人戦は最もコアな層のコンテンツだったと思う(周囲にプレイヤーがいなかったしオンライン環境も整っていなかった時代だ)。それよりも様々な機体を組んではミッションで遊ぶのが楽しかった。AC4からはわからん。
ただ、SNS上の上手い人の対戦動画に引いてしまったり「アーマードコアは難しい」というイメージに惑わされず、興味があるなら迷わず遊んでほしいと願うばかりである。
フロム・ソフトウェア特有のドライな語り口
登場人物の顔グラは存在せず、ストーリーは登場人物からのメッセージという形で物語られる。あとはミッション中で起きることがすべて。その淡々とした語り口は少年時代の私のとってクールに感じられたし(初代や3のラストミッションの演出といったら……)、ダークソウルの断片的・叙事的なフレーバーテキストは青年から中年に差し掛かる私にとても美しく感じられた。
ダークソウル等を経てどういう物語がアーマードコアで見られるのかも期待したい。
仕事で接した高校生とゲームの話題になったので聞いてみたら「父はACやったことあるけど自分はないですね」って言ってました。そういう時代になった。
若い世代や国外のプレイヤーにも魅力が届いてたくさん売れてほしいですね。
2020年に聴いたaikoの曲10選
サブスク解禁以来aikoばかり聴いてきた1年でした。
テレビをほとんど見ない近年はどんな曲を作ってるか全く知らず、アルバムを通して聴くのも初めてでしたがSpotifyにある曲はだいたいざっと聴けました。あまり新しくアーティストを探して聴くことはなかったけどaikoがとても楽しかったので2020年は全てオッケーです。
今まで生きてきた中で一番人間関係をやった1年だったのですが(告白すると8月からマッチングアプリからの交際が始まったり友人関係もありました)、そんな中でaikoの複雑な情緒が表現された音楽に感じ入ることは多かったし、「おれの中にaikoがいるのだ……」と思うこともしばしばでした。
何も恋愛の喜びや不安・苦しみに限らず、人間の抱える孤独・寂しさとかもっと広い意味での愛、優しさとかが含まれていて「わかる」「いいな」と思える部分が多くありました。
楽曲の持っているストーリーを拾って表現する歌のパワー、ソウルやブルースの匂い、一定の範囲からはみ出すことはない中でのアレンジの多彩さもあり、デビューから20年以上経ったアーティストに今更ながら、しかしいいタイミングで出会うことができたと感じています。
この曲いいな〜というものでプレイリストを作っていくと簡単に100曲を超えてしまったのである程度厳選したものを作りました。その中で10曲にコメントを付けることで10選とします。
全64曲。This is aikoは62曲だよ。
1. キスでおこして
16ビートのaikoだいたい大好き。とにかく歌い倒してる曲、だいたい大好き。
この曲の「もっと大きな愛でつつんでぃよ〜」のような発声のずれ、クセとか『花火』など多くの曲で聞ける微妙な音程のフラットがなんとなく聴いている中でもフックになってくると思う。
サビに入るまでがドラマチックというか、もう爆発してますよね……。
一年で一番多く聴いた曲でした。
2. ひまわりになったら
恋人という関係が終わっても互いに心の拠り所であって繋がりは残っている、という。アレンジのシンプルさもあってとても素直な曲に聞こえる。
「ベッドに微かな あの子の匂い残ってるぅー↓」がいい。
「あの子の前で死ぬ程泣いた それが恥ずかしくなかった / だからそうよ あの子はあたしにとって なくてはならないものね」そうか……
3. うん。
ニューヨークのイメージがある。スキャットが炸裂しまくっており、好きな曲でないわけがない。アメリカのaikoを好みます
4. 秘密
この曲で語られる感情は明らかに重い。「どこにいても思い出して」だよ。しかし誰かのことを思う時に相手も自分のことを考えていてほしいという願望は、私にはわかる。その打ち明けがたい重さを「そっけないふりでごまかす あいしてる」という……。
スケールの大きいオケと歌(もはや叫びにも聞こえる)に感情の計り知れなさ、深淵を感じずにはいられない。一番好きな曲と言ってもいい。
『秘密』はアルバムとして大変好き。『学校』『恋道』はニューオーリンズとか南部のaikoだし。他にもオンラインライブ:LLR別2の『星のない世界』『約束』はハイライトのひとつだった。名曲ばかり揃っている。
5. あなたを連れて
結局人間は一人でしかないというのは恐らく正しいけども、それでも諦観や虚無に陥りたくはないし、自分には人間が必要なのだという(今年になってやっと得た)実感にぴたりとハマるような曲だった。
恋愛についての歌が多いけれども、それ以前に人間という存在の孤独や寂しさがベースにある人なのだなと感じる。
6. 君の隣
ファン・ライブのことを思って書いたという曲だそう。こういう送り手と受け手の関係性をかなり信じられるようになったと思う。声優さんに手紙書いたりしたし。歌う意味について自覚的というか、この人ファンのことが本当に大好きなんだなというか…端的に言って泣いちゃう。
LLR別2でチケットと銀テープと一緒にアンケート用紙まで送られてきて(いずれライブに来た時に投函してね、とのこと)大好きになっちゃった。2021年はライブに行ってみたい。
7. 蝶々結び
ワウギターとラッパとヴァイオリンが良すぎる。『暁のラブレター』、完全無欠の名盤である。
8. シャッター
「逢えないわけじゃないけど今は逢いにゆけない / もう少し自分を見付けたら 電車に乗って 橋を越えて」と最も感情が高まる瞬間に具体的な光景を提示される。コーラスの歌詞の変化もあって濃いストーリーを感じられて好きな曲。
9. リップ
シングル『シアワセ』の2曲目。
名リフ。キーボードとaikoの声が重なる間奏が気持ちよい。何回も聴きたくなる。3曲目、ニューヨークのaiko『朝の鳥』もここに挙げておきたい。
アルバムをある程度聴き終わったらB面集プレイリストを作って聴いていたけどこれも楽しかった(プレイリスト終盤にまとめている)。『小鳥公園』とか『前ならえ。』とか……
10. be master of life
背筋が伸びる想いがする。
10曲は以上となります。
初期のものとか特にそうだけどまだまだアルバム聴き込めていない段階だし(桜の木の下の頭3曲が連続してるのなんか恥ずかしいな)、これからも色々発見がありそうです。
最後に
人が何かについて語る時は自己について語る側面が必ずあるけれど、人がaikoについて語る時はより深い部分について語らなければならないと感じました。
日記 主にApex Legends 2020年5月
エーペックスのチャンピオンとなりました。
— 能登川 (@nozzey) 2020年4月15日
エーペックスのチャンピオンとなりました。
— 能登川 (@nozzey) 2020年4月17日
あ、エーペックスのチャンピオン、ならせていただきました
— 能登川 (@nozzey) 2020年4月20日
1デス+1ダウン、234ダメージ0キルでチャンピオンになりました。
— 能登川 (@nozzey) 2020年4月27日
ジップラインをスカルタウンの上に張りまくってエーペックスのチャンピオンになりました。
— 能登川 (@nozzey) 2020年5月2日
ビーコンを拾いまくって火力発電所から一歩も出ずにエーペックスのチャンピオンとなりました。
— 能登川 (@nozzey) 2020年5月7日
Apex Legendsをやり続けている。3人1組が20チームで戦うバトロワFPSゲーム。
3月半ばから始めたのでそろそろ2ヶ月経つのだが、メタルウルフカオスXDとかブラスフェマスの2周目とか全然できていない。
FPSというジャンルはほぼ初体験なので勉強することがたくさんあって(嬉しいことにYoutubeには優れた先生がたくさんいる)、それを実践していけば上手くなれるし数字も上がっていくだろうと思えている。ぼんやりやってしまうことは非常に多いけどちょっとずつ遮蔽に隠れながら撃ち合うとかの意識が身に付いているような気がする。
良いとされるプレイングの通りにやってキルを取ったりできると手応えを感じられて嬉しい。
能登川には珍しいキル #PS4sharehttps://t.co/N1PwWcVrP1 pic.twitter.com/X2Hth2MxSP
— 能登川 (@nozzey) 2020年5月3日
このゲーム、使うキャラクター毎に特技があって、味方に敵の位置を伝えたり、巨大なシールドで味方を守ったり、瞬間移動ができるポータルを設置したりできる。キャラクターの個性と協力が重要な武器になる。
なのでFPSにおいて本質的な「銃弾を敵に当てる」部分も戦術理解もさっぱりな自分のようなプレイヤーでも、そういうキャラの特性を活かして勝ちに貢献できるシーンがある。
試合展開の速さや終盤の緊張感、達成感や悔しさがあって楽しく、ゲームとしての区切りが無いのでずっとやってしまう。
公式サイトやYoutubeでキャラクターのバックグラウンドを紹介するテキストやアニメ映像が公開されているんだけど、これがとても面白い。色々なキャラの話を読んでいくと少しずつApexというゲームの世界観が分かってくる。
タイタンフォール2の戦争後の辺境で開催されているゲームらしいが、そのタイタンフォール2もほぼ始めたところで放置されている。
兵器屋巨大企業によって殺人マシーン(何度破壊されても蘇る)に改造されたレヴナントというキャラクターのストーリーの後ろ暗さが最高。復讐の相手であるハモンド・ロボティクスを壊滅させて、彼はこれからどこに向かうのか…という話だが、課金してちょっと経験値を貯めていくとロード画面の壁紙と一緒にそういうお話が読めるようになっている。
5/12から始まるシーズン5では、彼に両親を殺されたローバという女性がゲームに参戦する。この物語がどこに向かうかという部分も楽しみにしている。
パスファインダーの創造者もレヴナントのそれに近い暗いものがあったりするといいなとか考えちゃうよね。
最近食べたものではこれがうまかった。
明星 中華三昧 酸辣湯麺 pic.twitter.com/S6gr1bhnFx
— 能登川 (@nozzey) 2020年4月26日
具は適当に挽き肉と玉ねぎとピーマンを炒めて乗せた。 麺を先に丼に移して、強火で沸騰しているスープに卵を投入するとふわっと仕上がる。1食130円ほどと袋麺にしては高目だけど良かった。
以前酸辣湯麺を自分で作るぞと思った時に花椒油を買ったのだが、麻婆豆腐とか餃子のタレとか、とにかく中華関係でもうちょっとシビれる辛さが欲しい時に使えておいしく食べられるようになる。
シーフードヌードルなんかに酢とラー油と花椒油を突っ込んで食べるなんてのもいい。
S&Bのエクストラスパイシーソース(カレーに使うアディショナル・スパイスだ)も最近買った。まあまあマイルドなのだがカレーの味に変化を付けられる。
あとは音楽。
aikoのアルバムを新しい方から聴いたり坂本慎太郎(ギターが、リズムがめっちゃかっこいい)のソロを聴いたりしている。家にいるとまずゲームしてしまうのでゆっくり聴く時間がほとんどなくなってしまっているし、ライブ行く予定も当分なさそうだし。
家におっても退屈するということはほとんどないけどそろそろふらっと海や岩を見に行きたい。
今こそ俺たちはパフェを作ろう
外出を自粛せよと言われどこにも出掛けづらいご時世(我が自治体では通院・通勤・買い出し・田んぼ以外で出かけるなと毎日放送が流れている)、我々にできる楽しいこととはなんだ。そう、パフェを作ることだ。
自分でパフェを作って食べることは確実に人生を豊かにする。ファミレスや喫茶店のパフェも良いが、こういう状況ならば君もDIYにチャレンジすべきである。
私が作ったパフェだ。ホイップクリームが少し足りなかったが、きちんと彩りがあって見た目でも楽しめるものができたと自負している。
パフェの良いところはいくつかある。
火やオーブンを使わない。買ってきたものの組み合わせだけで完成する。入れたいと思ったもの、好きなもの、たまたま家にあったものを使える。手軽であり、自分の好みにアセンブルできるのだ。食べておいしいことは言わずもがなである。
パフェ作りに決まりはないし、自由だ。Twitterで「パフェ 作った」と検索すれば様々な形態のパフェが作られていることがわかる。この検索はおすすめだ。
ここではいくつかの外さない具材を紹介しよう。私はカラオケ屋のバイト時代にそれなりの数のパフェを作った経験があるが、かなりの部分それがベースになっている。
今回私が使ったものはこれだ。チョコパフェのつもりでチョイスした。
1.ホイップクリーム
パフェといえばホイップクリームは欠かせないと思っている。現在の状況下でお菓子を作る家庭が増えているのか、スーパーを2軒回っても見つからなかった。家で生クリームを泡立てるのは大変である。こうした既製品を使うのがよい。
グラスに盛り付ける時はしっかり外周部にくっつくようにすると見栄えがよい。ヨーグルトで代用することもできるだろう。
余ったらコーヒーに入れるなどして使えばよい。
2.アイス
多くのパフェで主役になるものがアイスである。好みのフレーバー、好みの商品を使うとよい。チョコパフェなのでチョコクッキーにしたが、マンゴーやイチゴのようなフルーツに合わせるならばバニラやヨーグルト風味も合うだろう。
深いグラスならば下段と上段で2玉盛り付けるとバランスが良い。冷凍庫から出してすぐだと固いので、少しばかり時間をおくか電子レンジで低出力・短時間(20秒程度か)温めるといい。
アイスの蓋でスプーンを押さえつけて形を整えるんだ。
パフェにはザクザクした食感のものがあると楽しい。コーンフレークを使うものという認識だったがカラオケ屋ではこれを使っていた。
シリアルを使うと体積を増やしやすく見た目のボリュームが良くなる。日常的に消費しやすいので入れて損をすることはない。
4.冷凍フルーツ(マンゴー、ミックスベリー)
保存性の良い冷凍フルーツを使う。生のものを使うよりも安く済むと思う。凍ったまま使えばいいのでお手軽だ。グラスの中程と一番上に盛り付けた。
例えば生のイチゴを使う場合は半分にカットして、グラスの外側に断面を見せるように入れると美しい。今回はマンゴーが彩りの面でかなり良い仕事をしてくれた。
5.バナナ
チョコパフェといえばバナナが必要だという認識がある。バナナも日常的に消費しやすいのでとりあえず買って間違いはない。
一番上に生のフルーツが乗っているとパフェが美しく見える。だが生のフルーツを買うと往々にして包丁を使う工程が増えるものだ。面倒であればなくてもよい。パフェはすべてを受け容れる。
マンゴー等の缶詰も手間が少ない。君の好きなものを使うがいい。
6.オレオ
底の方に適当に切ったもの、上面に半分に切ったものを配置した。間違いなはずがない、オレオなのだから。
カラオケ屋のチョコパフェには出来合いのチョコレートブラウニーを切って入れていた。こういう既製品のお菓子をそのまま使うのも楽しい。源氏パイ(どこかの喫茶店で食べたパフェに乗っていた)とか、ポッキーを刺してみるとか、君の創造性を発揮するところだ。これがあると嬉しいというものが君にとっての正解だ。
7.チョコレートシロップ
グラスの一番底と、上面の仕上げに使っている。カラオケ屋のイチゴパフェはいちごソースを同じように使っていた。コーヒーゼリーやフルーツゼリーを使うのもいいだろう。
8.その他
刻んだアーモンドなどがあるとお洒落になる。
重要なこととしてはグラスである。こうであれという決まりはないが細めで背が高めのものだとお店のパフェらしくなるのではないかと思う。私は今回Seriaでグラスを買った(ピルスナーグラスだ)がサイズにも(容量300ml程度)盛り付けやすさにも問題はなかった。
背が高いグラスを使うならばパフェスプーンも用意しよう。食器といえば100均で何でも揃う。
盛り付けも具材も、全てが自由だ。何者も君を拘束しない。さあ、行くがいい。
日記 02-03/2020
ゲーム
SEKIRO
苦難+厄憑のニューゲームに挑戦した。通常難度とは世界が違って見える。結局40時間ぐらい掛けてクリア。難しい………けど初回時のような緊張感を取り戻して遊ぶことができたので大変よかった。甘えが許されない。もうノーマルモードでは満足できないという声もよく分かる。
弦一郎(天守)、梟(天守)、破戒僧(源の宮)、剣聖一心らへんが特に強かった。弾き失敗のダメージが蓄積してじんわり死ぬし、体幹ダメージも増えてるのだろう、体勢を崩されてあっさり死ぬ。破戒僧の連続回転で何回も死んだぜ。
とてもよくできたゲームだと再確認できた。また気が向いた時に高周回苦難に挑戦しよう。
苦難1周目剣聖一心倒したよ~~~!!!!!! #PS4sharehttps://t.co/LD8hSLrmbV pic.twitter.com/k0USy3zNg0
— 能登川 (@nozzey) February 19, 2020
ブラスフェマス
鈴原るるがやっていて、雰囲気もアクションゲームとしても楽しそうなので自分もやった。Bエンドで1周終了。
2Dアクションになったダークソウルと言われているのを見るけど、一番影響を感じるのはダークファンタジーな世界観(神の起こす奇蹟が人間の世界に異変を起こしている)やアイテムのフレーバーテキストで語るストーリーという部分。その点の満足度は最高、めちゃくちゃかっこいい。みんなトンガリ帽子被っててかわいい。
一方ゲームシステムの方では共通する要素はあまり感じない。ソウルに相当する通貨は死んでも落とさない。死亡によって熱情というパラメータ(祈詞=魔法で消費する)の上限が下がっていき、死んだ地点に行くと回復できるという仕組みになっているのでそこは参考にされているのだろう。体力が下がっていくよりもマイルドでリトライしやすいのでこれは良い。
キャラクターのステ振りや使う武器などでのカスタマイズ性はなく、フロムで言えばそこはSEKIROに近い(まんま攻め力・身体力の強化)。アクセサリー類で能力を補ったりすることはできる。
良い点を挙げていくと、マップが広くて探索が楽しい。こういうステージクリア型じゃなくて広いマップを探索していくタイプのゲームをメトロイドヴァニアと呼ぶらしい。初耳である。
ボスのビジュアルや雑魚の死亡モーションが凝っている。大事。なかなかエグい死に方を見せてくれるヤツもいて飽きない。戦闘に関しては敵の攻撃に対して回避・パリィ(ガード)といったアクションを駆使する必要がある。雑魚の攻撃パターンは多くないが、この使い分けがしっかり機能しているので楽しいと思う。激しい斬り合いができるボスもいる。
パリピと化す悔悟者 #PS4sharehttps://t.co/cy1wrTuByO pic.twitter.com/NMFsLNPoY8
— 能登川 (@nozzey) March 12, 2020
まさにSEKIRO的なチャンバラが楽しいクリサンタ氏(かっこいい)
ネックは……落下死の多さがややストレスになることと、いくらかバグがあるらしい?ぐらい。各ボスも強いがだいたい1時間も掛ければ攻略できた。対処が決まればスムーズに倒せて理不尽さも感じずちょうどいい。
メタルウルフカオスXD
ブラスフェマスと一緒に買った。まだほとんど進めていないけどやっぱりこれも大統領秘書との掛け合いやニュース映像から伝わるハチャメチャ具合という世界観作りが良い。笑える。
音楽
あんまりたくさん聴けてる風ではなく、馴染んだプレイリストを通勤中に聴いていることが多い。
新R&B教室 マイケル・ジャクソンでつながる ソウル/ブギー・ディスクガイド 1995-2016
こういう本も買ったのでプレイリストを作っては時々聴いていきたい。
お菓子
ホットケーキミックスのおやつ 生活シリーズ 買った。マフィンやクッキー、蒸しパンからスポンジケーキやタルトまで色々カバーしてくれる。
簡単そうなものを作っては家族や友人に食わせている。食わせる人間がいてこその趣味だなと思う。
ハーブティーあるから生地に入れてみようとか次は何作ろうとか考えるのは楽しいし、作っている最中は他のことを考えたりしないで済む。生地を混ぜるのはやや疲れるが悪くない。
100均に行くと製菓やラッピング用の商品を見るのが習慣になりがち。
世間話
新型コロナウイルス
何もかも大荒れで話題を見る度に削られているのを感じたのでTwitterでは関連語をミュートして過ごしている。それでも目に入ってくるものはしょうがないがだいぶマシにはなっている。
諸々の買い占めなんかにはうんざりするし厭世感も強まっていくが、インターネットで怒っている人をわざわざ見る必要もないしフィルターできるものはフィルターして運用したい。
EURO2020の延期決定は本当に残念。
こんな中でaikoやceroやナンバーガールのライブ配信はありがたい。
本
自分で読んだり、友人(鬱病)に読ませたりした。自分に必要な本だったと言ってくれたのでよかった。
鬱を患いながらサッカー選手の現役生活を続けてきた2人の自伝的な1冊。ハウツー本というわけではないが鬱病の症状や薬の副作用、何が好調不調の原因になったか……などがかなり克明に描かれている。
ロベルト・エンケの本も買って途中まで読んでいる。3人とも完璧を求めすぎてミスを恐れたり、他者からの評価を気にしすぎるところがあるように読んでしまう。
この兄弟が非常に苦しんできたのは確かだが、本を読むと2人とも監督や周りの人の理解に助けられてきたことも書かれている。なかなか話しづらいことでもあり、理解されづらいことでもあって、それは回復にも重要なことでもあると。
勇気を出して話すことがそういう人を作ることに繋がるのは違いない。しかし、すべての人がそこまで周りに恵まれている訳ではないというのが難しいところでもある…。
自分にとっては鬱病がどういうものか理解するいくらかの手がかりになったし、友人にとっても自分の置かれた状況を整理する助けになっているようである。幸い自分のことを頼りにしてくれているのでこれからもできる限り力を貸したい。なるべくマメに連絡したり、話を聞く姿勢を見せることぐらいだけど。
あとはハヤカワ書房のセールで『三体』『嘘と正典』を買った。本を積んでばかりなので、漫然とインターネットする時間を減らしてなるべく読書を増やしたい。
2019年まとめ
音楽
1.相対性理論
初めてライブに行った(Zepp福岡、12/22)。『天声ジングル』『調べる相対性理論』などの近年の作品のスケールの大きさやグルーヴのある演奏が再度ハマった主因で、期待を大にして福岡に飛んだがとても良いライブを見ることができた。
演奏者本人達のキャラクターは結構謎が多く、楽曲の方に確固とした世界観(登場人物がいてストーリーがある)バンドだと思っているけど、その世界観を映像や照明で丁寧に演出するライブだった。「オタクライブだった」という感想が出てきたが、それは二次ドル系なんかのコンテンツもののライブの表現に近いものがあったからだ。なお、オタクライブとは違って異様なほど観客の行儀がよかった。
ステージの前に薄幕が掛かっていて、『NEO-FUTURE』『わたしは人類』のMVとレーザー照明がそれに映されていた。『ウルトラソーダ』のイントロでその幕が落とされた!私の感想は「あ、これ宮野真守と8/pLanet!!のライブで見たやつだ」だった。そのウルトラソーダでは水色のレーザーのドットが揺れながら上に浮かんでいく演出があった。レーザーの使い方として最も素晴らしいもののひとつだ。
ライブの最後、宇宙の終わりを思わせる映像をバックに『FLASHBACK』を演奏されると『地獄先生』『学級崩壊』のようなスケール感にギャップのある曲も上手く消化されるというか、数ある並行宇宙のひとつのストーリーとして捉えられる気がする。
アンコールやらなそうなイメージだったので結構驚いた(『ほうき星』『ミス・パラレルワールド』)。
2. ONE PARK FESTIVAL
ご近所福井の駅前、市街地ど真ん中で開催された音楽フェス。利便性がめちゃくちゃ高いし、広い意味でのダンスミュージックを意識しただろう出演アーティストのラインナップもよかった。たぶん来年も行く。
3. D.A.N
そのOPF出演で知ったアーティストの中では一番よく聴いているし大阪のワンマンにも行った。大変気持ちよいライブだった。物販で買ったキャップをよく被っている。
4. BUGY CRAXONE
今年初めて知った。俺もうだつがあがらないなりになるべく正しくて優しい人間であろうという気にしてくれるよな。
5. BRING ME THE HORIZON
ライブBD見た。また来日チャンスがあればライブに行きたい。
6. 8 beat story♪
メンバーの卒業とキャスト交代、その後のライブが台風で中止(再公演決定)と苦しい時期。そんな中でも2_wEiのライブは演出・芝居の工夫によって虚構度が高くて新鮮というか、作品が持つメッセージを強く伝える力があって感動してしまう。
シリアス度が高いシナリオだと登場人物に対して厳しいというか、逃げ道や安易な結論を潰しながら問題を解決していく誠実さがあって、ライブでもその辺を踏まえて見ることになるからダブルで楽しい。これからも楽しみ。
7. その他
抜けがあると思う(iPhoneのミュージックアプリはScrobbleしてない)けどLast.FMでの集計はこうなっている。
『誰が音楽をタダにした?』(ハヤカワNF)を読んだ関係でちょっとずつヒップホップも聴き始めた。
ダイアナ・ロスとシャラマーはよく聴いた。ソウル、R&B、ディスコなんかは好奇心を持って聴いていきたい。ここには出てないけどマイケルもやっぱりよく聴く。
漫画
ワンダンス
時代の移り変わりが嬉しいようなちょっとさびしいようなダンサーの話 pic.twitter.com/FMVbguw9Xh
— 珈琲🐝ワンダンス② (@ccffeee) 2019年11月15日
アフタヌーン連載、高校生男子がダンスを始める漫画。Twitterでちらっと流れてきたのが面白くて買ったらまんまとハマってしまった。
主人公のカボくんは吃音症で自分の言いたいことをなかなか上手く言えない、表現できないのだが、ヒロインの湾田さんと言葉に頼らない表現であるダンスと出会ってダンス部に入り、どんどんのめり込んでいくというストーリー。カボくん、わかるなあ……と思いながら読んでしまうのだ。
カボくんと湾田さんの淡い恋模様も勿論良いけど、ダンスの面白さを伝えることに重心を置いていると思う。2人がどういう歩みでダンサーとしての高みに上っていくのかすごく楽しみ。ちはやふるなんかと近いものはあると思う。
漫画の技術もダンスもよくわからないけど、音がない媒体で表現する難しさがある中でダイナミックに動きを表現していると思う。スネアを叩く図のコマを入れたり均等な大きさのコマで拍を表現したり、それでなかなか伝わるものがあって面白い。
劇中に出てくる音楽がサブスクで即聴ける。2019年っぽい体験だな。
他にもブルーピリオドとか読んでみたい。
ゲーム
買ったのは去年(2018年)だけど本当にPS4買ってよかった。
相変わらずフロムソフトウェアのゲームとFIFA20でプロクラブを主にやっていて他はあまり手を出せていない。
1. Bloodborne
ダクソ3+Rを経て去年の正月から始めた。ゴシック調で美しくおぞましいビジュアル、敵の内臓をぶっこ抜くアクション、ガッチャンガッチャンと変形する武器、と動かしてるだけで楽しい。
防御アクションがほとんどない避けゲーだけどスピード感あってシステム面がアグレッシブだし、むしろダクソシリーズよりもとっつきやすいフロムゲーなのではと思う。単発作品だし。
トロコン達成。血質・神秘ビルドとか作ってないからまだまだ遊べそう。
2. SEKIRO
スーパーおもしろゲームなので今すぐPS4を買ってやりましょう。ありがとうフロムソフトウェア。
トロコン達成。艱難辛苦+厄憑きの道はクリアできていない。弾き失敗のダメージ蓄積で押し切られてしまう……
今日の田中です #PS4sharehttps://t.co/LD8hSLrmbV pic.twitter.com/jRfNA2EeKs
— 能登川 (@nozzey) 2019年6月2日
3. DARK SOULS REMASTERED
最初にやったダクソ3と比べるとシステム上洗練されてない部分が気になって1周半ぐらいやってから離れてたけど、最近トロコンを達成した。進行の自由度が高くて序盤からインチキ火力出せたり、攻略方法に幅があるのが楽しいというか、優れている部分なのかもしれない。
魔術ビルドでやってみると、1周目あれだけ苦労したオンスモとか楔のデーモンとかが速攻で蒸発していった。アルトリウスもな。あれはショッキングだったよ。
あと、アノール・ロンドの梁を走れるようになった。ダクソ玄人・ふぅ氏の動画をよく見ている。
4. FIFA20
日常と化したプロクラブ。
5. 斑鳩
ごまおつ以来にSTGやった。ごまおつも開始から長いしまだまだサービス中だけど。
やっぱりSTGってパターン構築と再現なんやなと思ってるけど斑鳩は攻略もスコア周りもその傾向が顕著らしい。局面局面の対処が確立できた時、新しい解法を見つけた時、ステージクリアの達成感が楽しい。
画質上がってて(4K対応)時代を感じることもないし、安い!
ノーコンティニューではChapter4の途中までしか行けていない。めちゃくちゃ死にながらそこまでたどり着いたんだ。でも楽しかった。ダークソウル然り、死にゲーはいくつもの小さい成功の積み重ねがゴールに繋がる面白さがある。
鈴原るるの大魔界村を見ていたら俺も諦めないぞという気持ちになった。
行ってよかった場所とか
Swarmを遡る。
1. 福岡
写真は親不孝通りのTARI TARI
大濠公園の鴨を見ていると落ち着いた気分になった。他にも鳥がたくさんいる。
飛行機乗るの14年ぶりだったわけだけど悪天候差し引いてもこんなに怖い乗り物でしたっけ?
2. 金沢
寿司も食べたけど金沢で食べる金沢カレーと8番らーめんの酸辣湯麺のほうがうまかった。
akippaとかいう月極駐車場の空きを利用できる予約サービスを使った。駐車場予約はいまいち良いサービスがない印象なので、街中に車で行く抵抗感がひとつ減ってよい。
3. たばこと塩の博物館
塩の製法ってほとんど意識したことなかったけど、その変遷が丁寧に説明されていて興味深かった。
ヴィエリチカ岩塩坑とかウユニ塩湖の紹介や巨大岩塩の展示もナイス。
4. 丹後半島
岩を見たり海を見たりした。
5. 三崎口・城ヶ島
フォロワーに案内してもらいながら小網代の森から三崎港、城ヶ島と歩いて自然を楽しんだ。
6. アクア・トトぎふ
淡水生物専門水族館なんだけどナイルやアマゾンの生物なんかもいて迫力がある。でかい魚いるし。
2020年はお菓子を作りたい。
鈴原るるとアクションゲーム
俺もついにVにハマっちまったらしい。nozzey19終わったな。
配信全部チェックしてるわけでもないし、アーカイブもつまみ食いした程度の俺が見た範囲での印象の話だと思ってほしい。
最初はダークソウル実況してる、他にもフロムゲーやってたのか〜という点で視聴を始めた(オンスモをあっさり攻略してた頃)けど、もうそれだけで見ているという段階ではなくなってしまった。
ダクソやってるなら誰でも楽しく見られるんじゃなくて、実況っていうやつは喋りが肌に合うか合わないかが大事なんだと思う。ラジオとかテレビとかと同じように。鈴原の声、かわいいよな。
鈴原はただ淡々とゲームと向き合う。大きい声は出したりしないし、全然がやがやしない。時々クスッと笑えるような事を言って、山を乗り越えるととても素直な感じで喜ぶ。悪態とか一切つかない。安心して見ていられる。それが良い。
時々スーパーなプレイングもあるが、ゲームが特別上手いわけではないと思う。ゲーム中のメッセージは見逃すし、探索には粗があるのが常である。こだわりや思い込みが強いのかハマってしまうとなかなか抜け出せない傾向があるようにも見える。
いや、上手いだろ…爆竹のタイミングかっこよすぎでは? Bloodborneでは聖職者の獣・ガスコイン神父・教区長エミーリアをそれぞれ1,2,3回で倒してるのも脱帽した
鈴原は何回死んでも楽しんでいるように見える。それがクレイジーだと言われることもあるらしい。いや、大魔界村に18時間チャレンジし続けられるのは驚異的だとは俺も思う。しかし。
YOU DIEDという結果の前には攻撃に正しい対応ができなかったという原因がある。彼女が楽しそうにしているのは、その原因を取り除いていく作業の、小さい成功の積み重ねを楽しんでいるからではないか。それがステージクリアやボス撃破という結果に繋がるのを知っていると思う。
ブラッドボーンやSEKIROを含むソウルシリーズっていうのは、プレイヤースキル次第ではキャラクターの性能を上げなくともほとんどノーダメージでクリアできるようにできている。ロックマンとかアクションゲームはだいたいそうか。
最初は全くわからん状態だったボスでも、攻撃モーションひとつひとつに適切な行動を考えて判断し実行していくと、いつの間にかダメージを受けずにあっさり倒せるようになったりする。アクションゲームの多くは正解の行動を体に覚え込ませていくゲームだ。前後に判定の広い突きや振り下ろしにはサイドステップ、右側からの振りには手元にローリング、みたいに。
上達、学習、あるいは死に覚えという。死んでりゃ遠かれそのうち覚える。そうかもしれないが、人間できなかったことができるようになるのは嬉しいんだ。
ダクソ2DLC配信の中で聞けた「ボスの全部の攻撃モーションを見切って勝ちたい」という鈴原の言葉は格好良かった。ただ勝つよりも上達して勝ちたいという気持ちがある。「こんなん無理ゲーだろ」ではなく、アクションゲームを理解して、真摯にゲームに向き合っている。ゲームクリアまでしっかりやってくれるもんな。
鈴原は大晦日大魔界村配信をやり遂げて新しい年を迎えた。正月から労働だから配信はアーカイブで確認してるところだ。犬を倒したとこ(大序盤だ)は生で見てて、画面の前でめっちゃガッツポーズした。ゲーム実況をこれほど純粋に応援することがあるとは思ってもみなかった。
俺だってChapter4の途中でほったらかしている斑鳩をクリアできるはずだっていう勇気が湧いてきた。
ダクソ2はまだやってない(フロムゲー以外もやりたいのと評判で少し敬遠する気持ちがあった)けど鈴原が楽しそうにやってるのを見たら早くやらねえとって思ったよ。良い年末と正月だよ。
鈴原がダクソ3をやるのが楽しみだ。俺が初めてやったソウルシリーズだしな。かっこいいボスいっぱいいるし、今度もいっぱい楽しんでほしい。