2019年まとめ
音楽
1.相対性理論
初めてライブに行った(Zepp福岡、12/22)。『天声ジングル』『調べる相対性理論』などの近年の作品のスケールの大きさやグルーヴのある演奏が再度ハマった主因で、期待を大にして福岡に飛んだがとても良いライブを見ることができた。
演奏者本人達のキャラクターは結構謎が多く、楽曲の方に確固とした世界観(登場人物がいてストーリーがある)バンドだと思っているけど、その世界観を映像や照明で丁寧に演出するライブだった。「オタクライブだった」という感想が出てきたが、それは二次ドル系なんかのコンテンツもののライブの表現に近いものがあったからだ。なお、オタクライブとは違って異様なほど観客の行儀がよかった。
ステージの前に薄幕が掛かっていて、『NEO-FUTURE』『わたしは人類』のMVとレーザー照明がそれに映されていた。『ウルトラソーダ』のイントロでその幕が落とされた!私の感想は「あ、これ宮野真守と8/pLanet!!のライブで見たやつだ」だった。そのウルトラソーダでは水色のレーザーのドットが揺れながら上に浮かんでいく演出があった。レーザーの使い方として最も素晴らしいもののひとつだ。
ライブの最後、宇宙の終わりを思わせる映像をバックに『FLASHBACK』を演奏されると『地獄先生』『学級崩壊』のようなスケール感にギャップのある曲も上手く消化されるというか、数ある並行宇宙のひとつのストーリーとして捉えられる気がする。
アンコールやらなそうなイメージだったので結構驚いた(『ほうき星』『ミス・パラレルワールド』)。
2. ONE PARK FESTIVAL
ご近所福井の駅前、市街地ど真ん中で開催された音楽フェス。利便性がめちゃくちゃ高いし、広い意味でのダンスミュージックを意識しただろう出演アーティストのラインナップもよかった。たぶん来年も行く。
3. D.A.N
そのOPF出演で知ったアーティストの中では一番よく聴いているし大阪のワンマンにも行った。大変気持ちよいライブだった。物販で買ったキャップをよく被っている。
4. BUGY CRAXONE
今年初めて知った。俺もうだつがあがらないなりになるべく正しくて優しい人間であろうという気にしてくれるよな。
5. BRING ME THE HORIZON
ライブBD見た。また来日チャンスがあればライブに行きたい。
6. 8 beat story♪
メンバーの卒業とキャスト交代、その後のライブが台風で中止(再公演決定)と苦しい時期。そんな中でも2_wEiのライブは演出・芝居の工夫によって虚構度が高くて新鮮というか、作品が持つメッセージを強く伝える力があって感動してしまう。
シリアス度が高いシナリオだと登場人物に対して厳しいというか、逃げ道や安易な結論を潰しながら問題を解決していく誠実さがあって、ライブでもその辺を踏まえて見ることになるからダブルで楽しい。これからも楽しみ。
7. その他
抜けがあると思う(iPhoneのミュージックアプリはScrobbleしてない)けどLast.FMでの集計はこうなっている。
『誰が音楽をタダにした?』(ハヤカワNF)を読んだ関係でちょっとずつヒップホップも聴き始めた。
ダイアナ・ロスとシャラマーはよく聴いた。ソウル、R&B、ディスコなんかは好奇心を持って聴いていきたい。ここには出てないけどマイケルもやっぱりよく聴く。
漫画
ワンダンス
時代の移り変わりが嬉しいようなちょっとさびしいようなダンサーの話 pic.twitter.com/FMVbguw9Xh
— 珈琲🐝ワンダンス② (@ccffeee) 2019年11月15日
アフタヌーン連載、高校生男子がダンスを始める漫画。Twitterでちらっと流れてきたのが面白くて買ったらまんまとハマってしまった。
主人公のカボくんは吃音症で自分の言いたいことをなかなか上手く言えない、表現できないのだが、ヒロインの湾田さんと言葉に頼らない表現であるダンスと出会ってダンス部に入り、どんどんのめり込んでいくというストーリー。カボくん、わかるなあ……と思いながら読んでしまうのだ。
カボくんと湾田さんの淡い恋模様も勿論良いけど、ダンスの面白さを伝えることに重心を置いていると思う。2人がどういう歩みでダンサーとしての高みに上っていくのかすごく楽しみ。ちはやふるなんかと近いものはあると思う。
漫画の技術もダンスもよくわからないけど、音がない媒体で表現する難しさがある中でダイナミックに動きを表現していると思う。スネアを叩く図のコマを入れたり均等な大きさのコマで拍を表現したり、それでなかなか伝わるものがあって面白い。
劇中に出てくる音楽がサブスクで即聴ける。2019年っぽい体験だな。
他にもブルーピリオドとか読んでみたい。
ゲーム
買ったのは去年(2018年)だけど本当にPS4買ってよかった。
相変わらずフロムソフトウェアのゲームとFIFA20でプロクラブを主にやっていて他はあまり手を出せていない。
1. Bloodborne
ダクソ3+Rを経て去年の正月から始めた。ゴシック調で美しくおぞましいビジュアル、敵の内臓をぶっこ抜くアクション、ガッチャンガッチャンと変形する武器、と動かしてるだけで楽しい。
防御アクションがほとんどない避けゲーだけどスピード感あってシステム面がアグレッシブだし、むしろダクソシリーズよりもとっつきやすいフロムゲーなのではと思う。単発作品だし。
トロコン達成。血質・神秘ビルドとか作ってないからまだまだ遊べそう。
2. SEKIRO
スーパーおもしろゲームなので今すぐPS4を買ってやりましょう。ありがとうフロムソフトウェア。
トロコン達成。艱難辛苦+厄憑きの道はクリアできていない。弾き失敗のダメージ蓄積で押し切られてしまう……
今日の田中です #PS4sharehttps://t.co/LD8hSLrmbV pic.twitter.com/jRfNA2EeKs
— 能登川 (@nozzey) 2019年6月2日
3. DARK SOULS REMASTERED
最初にやったダクソ3と比べるとシステム上洗練されてない部分が気になって1周半ぐらいやってから離れてたけど、最近トロコンを達成した。進行の自由度が高くて序盤からインチキ火力出せたり、攻略方法に幅があるのが楽しいというか、優れている部分なのかもしれない。
魔術ビルドでやってみると、1周目あれだけ苦労したオンスモとか楔のデーモンとかが速攻で蒸発していった。アルトリウスもな。あれはショッキングだったよ。
あと、アノール・ロンドの梁を走れるようになった。ダクソ玄人・ふぅ氏の動画をよく見ている。
4. FIFA20
日常と化したプロクラブ。
5. 斑鳩
ごまおつ以来にSTGやった。ごまおつも開始から長いしまだまだサービス中だけど。
やっぱりSTGってパターン構築と再現なんやなと思ってるけど斑鳩は攻略もスコア周りもその傾向が顕著らしい。局面局面の対処が確立できた時、新しい解法を見つけた時、ステージクリアの達成感が楽しい。
画質上がってて(4K対応)時代を感じることもないし、安い!
ノーコンティニューではChapter4の途中までしか行けていない。めちゃくちゃ死にながらそこまでたどり着いたんだ。でも楽しかった。ダークソウル然り、死にゲーはいくつもの小さい成功の積み重ねがゴールに繋がる面白さがある。
鈴原るるの大魔界村を見ていたら俺も諦めないぞという気持ちになった。
行ってよかった場所とか
Swarmを遡る。
1. 福岡
写真は親不孝通りのTARI TARI
大濠公園の鴨を見ていると落ち着いた気分になった。他にも鳥がたくさんいる。
飛行機乗るの14年ぶりだったわけだけど悪天候差し引いてもこんなに怖い乗り物でしたっけ?
2. 金沢
寿司も食べたけど金沢で食べる金沢カレーと8番らーめんの酸辣湯麺のほうがうまかった。
akippaとかいう月極駐車場の空きを利用できる予約サービスを使った。駐車場予約はいまいち良いサービスがない印象なので、街中に車で行く抵抗感がひとつ減ってよい。
3. たばこと塩の博物館
塩の製法ってほとんど意識したことなかったけど、その変遷が丁寧に説明されていて興味深かった。
ヴィエリチカ岩塩坑とかウユニ塩湖の紹介や巨大岩塩の展示もナイス。
4. 丹後半島
岩を見たり海を見たりした。
5. 三崎口・城ヶ島
フォロワーに案内してもらいながら小網代の森から三崎港、城ヶ島と歩いて自然を楽しんだ。
6. アクア・トトぎふ
淡水生物専門水族館なんだけどナイルやアマゾンの生物なんかもいて迫力がある。でかい魚いるし。
2020年はお菓子を作りたい。